子育て⑥ ~新たな試練~

ダウン症の子はRSウイルスにかかったら重症になるおそれがあることから、定期的に予防接種を打っていました。

しかし2歳になる直前にRSウイルスにかかります。

なかなか良くならず、肺炎まで悪化し、酸素の数値も下がり、入院となりました。


娘初めての入院、私も始めての24時間完全付き添いです。

たくさんの荷物が必要です。

オムツもたくさん必要です。


入院して当日の夜、一睡もできませんでした。

環境の違いや、ぐったりしている娘の心配があったのはもちろんのこと、酸素の濃度を測る機械が、一定の数字を下回るたびにピーピーと警告音が鳴ります。

看護師さんが来られて、酸素濃度を確認したり、ずれた酸素マスクの調整をしてくれました。

しかし、やっと寝かけたと思えばピーピーの音で目を覚ましていました。

酸素マスクではすぐピーピー鳴るので、娘は酸素テントというのを使用することになりました。
(現在はその医大では使用されていないようです)

それでもピーピー鳴りました。

酸素濃度が下がって娘もしんどかったと思います。

これからどうなるのだろうと気が気ではありませんでした。

その後、ピーピーで寝られないことを相談したら、音を消して看護師さんのところへモニターで飛ばしてもらえました。

最初からそれにして欲しかったけど、当時はそうでした。
今は最初からモニターで飛ばしてくれてると思います。



24時間完全付き添いで、基本的に常に娘と一緒でした。

娘が寝ている間に自分のシャワーを済ませたり、昼食を売店に買いに行ったり。

看護師さんに一時的に娘をみてもらって、無くなったおむつを近くのスーパーに買いに行って、急いで帰ったこともありました。

院内のコインランドリーへの行き来は時間がかからないので、娘が起きていてもささっと往復しました。


鼻水が多いので、定期的に細長いカテーテルを鼻の穴から奥に入れて電動の機械で鼻水を吸ってもらいました。

食後は霧状の薬を吸入しました。


次第に回復してくると、ベッドの上でよく動くようになり、点滴の管がからまないように目を光らせました。

ベッドにあるぬいぐるみやおもちゃは柵の向こうにすべて落としていく、というのがブームになり、ベッドはすっきりきれいにしました。
動き出すと地味に大変でした汗



そんなこんなで入院は7~10日間くらいだったかな?

自宅では主人と息子の二人暮らしでした。

息子は無認可保育園でお弁当持参でした。

主人は普段料理をしない人で、私が苦肉の策で提案した、タッパにランチパックのサンドイッチと私が茹でておいたブロッコリーとミニトマトを入れて持って行く、という作戦で乗り切りました。

娘が元気になってきたら、スマホのビデオ通話で4人の顔を見ながらやり取りすることができました。

大部屋に移ると静かにしていました。


どうにか退院してやれやれ・・・と思ったものの、その後、風邪をひいて悪化して入院、ということが数年続きます。

2~4歳くらいまではそのことでは安心できなかったです。

結局10回くらい入院したかな。

風邪をひかさないように気をつけ、風邪をひいてしまったら不安になり、なかなか安心できなかったです。

9歳の昨年も久しぶりに入院したのですけれどね。
でも成長してベッドで動き回ることがなくなったので当時よりは楽になりました。



ダウン症の子で肺炎になりやすいお子さんがおられますが、私の知る限りではどちらかというと少ないような気がします。

私が知っている周りの子の中では、娘がダントツで肺炎の回数が多いような気がします。

ここでも、なかなかすんなり現実を受け入れられず、どうして私だけ・・・と思ったのでした。

また、次にいつ入院するかわからず、付き添いを変わってもらえる人もいないので、仕事をしようと思っていましたが、あきらめることにしました。

母がいたら、電話で温かい言葉をかけてくれたかなとか、ないものねだりを心の中でよくしていたのでした。


つづく。




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